逆張り舐めると痛い目みる!? FXで失敗するエントリー方法とは

ボリンジャー・バンド

FX逆張りエントリー法が難しい理由

FXの初心者向け教本などを読んでいると高頻度で見かける”逆張り投資法”。
簡単に勝てるとか買いてあるけど、それって本当!?

 

逆張りとは

そもそも逆張りとはなんだろう。
これはFXで「買い」「売り」においてトレンドとは逆の方向でエントリーすることだ。

通常であれば上昇トレンドの時には、「買い」で入り上昇後に「売り」で利益を出す手順だ。
しかし逆張りではあえてトレンドと逆の方向でエントリーし、トレンドが反転したらその後利益決算するというトレードスタイルの時に使うものだ。

しかしこれって危なくない!?

 

逆張りのリスク

逆張り投資法は当然そのリスクも高い。なぜなら逆張りはトレンドと反対方向へむけてエントリーするため、予想とは違う動きをした際(トレンド加速時)と大きな損害を出してしまいがちだからだ。

 

逆張りを狙う価値

なんでもそうだが、流行は始まりがあれば終わりもある。一発芸人なんかもそうだが、知名度の低い芸人がある時ドカンと売れるが、いつかは衰退していく。気づいたら芸能界引退なんていう話はザラだ。

つまりトレンドは常に始まりと終わりがあるのだから、その終わりに逆張りエントリーを入れて次のトレンドでがっつり利益を出すことは夢ではないということだ。

しかし、ここで強く言いたいのが、逆張りは順張りに比べて難しいということ。くれぐれも「初心者の教本に書かれていたから俺の投資法は逆張りだ!」みたいなことを思わないことだ。

 

逆張りがなぜ人気なのか

それでも逆張りで儲けたい。そう思うのも無理はない。なぜなら逆張りはトレンドのはじめから、ある程度伸びるトレンドの終わりで利益確定をするため順張りに比べて利益を出しやすかったりするからだ。

そのほかには、逆張りでエントリー後、予想した通りの動きと利確ができた時の爽快感がたまらなかったりするからだ(あまりいいことではない)。

 

逆張りの絶対条件

逆張りで最も重要なこと、それは忍耐力だ。
別の言い方をしよう。それは待つこと。

先にも述べたように逆張りは反転しそうなところでエントリーするから利益が出せるわけで、そうでないところでエントリーをしてしまうと含み損が増え大損してしまうのだ。

そのため反転するところまで決して逆張りエントリーしない、つまり待つというアクションが絶対条件なのだ!

 

転換点の見つけ方

ではどうやったらトレンド転換点を見つけられるだろう。

大きなトレンドでの転換点の見つけ方は話が長くなってしまうのでここでは割愛しよう(いつか記事投稿します)。

おすすめな方法はレンジ相場だ。
参考記事:ドテンを使ったレンジアクション

まあこれはトレンドとはまた違うのだが、レンジ相場はトレンドが次にどういう動きをするか迷い中、もしくは一呼吸しているようなもの。そのためレンジが始まるとしばらく保ちあいが続くためそこで買い天井で買う(逆も然り)がしやすいのだ。

このそこと天井はボリンジャーバンドで判断するのがおすすめだ。

もちろん各ツールを使ってもダマシレンジブレイクが起こるリスクがあるため目を離さないようにしたい。

 

まとめ

とまあそんな感じで、順張りに比べ逆張りはより不確実性の中トレードをするためある程度熟練した経験が必要となる。

少なくともFX初心者が逆張りで儲けまくるなどということは稀(ほぼなし)だ。

FX初心者はまず順張りでエントリーで、ある程度慣れてきたら逆張りを練習するようにしよう!