FXトレーダーがしてはいけない3つのこと

初心者

絶対に守るべき3つの約束がこちら

FXで勝てない。これは非常によく聞く言葉だ。
これだけよく聞くのだから、多くの人がFXで何かしらの悩みや課題を抱えているのだろう。

今回話すことは、そんなトレーダーに今一度確認してほしいことだ。

 

市場は予測不可能

よくマーケットを完璧に予測しようなどということを言う人がいる。
かく言う私も以前の投稿でトレンドを把握することはFXで勝つための第一歩などと述べた。
トレンドを押さえて優位なトレードをしよう!

 

しかしこれは、あくまでトレンドという1つの尺度で相場を見るということで、なにも完璧に予測しようと言っているわけではない。

というのも、いかなる相場も完璧に予測することは不可能であり、もしできる人がいるのであればその人は超能力者か宇宙人だろう。

マーケットはいかなる時も不確かで何が起こってもおかしくないものなのだ。すなわちそれはテクニカル等のツールの不完全さを意味している。

大切なことはその事実を冷静に受け止めているかどうかだ。

 

それでも相場を完璧に予想しようとすると

まず前提として相場を完璧に予想することは不可能だ。しかし、それでもそれをしようと言う場合必ず想定外の事態が生じる。つまり不利な立場に立つということだ。

そんな時、自分の予想が外れたことに対して感情的になってしまうだろう。その瞬間そのトレードは完全に負けたことになる。

 

絶対に守るべき3つのこと

では先が不確かなトレードで何を信じればいいのだろう。
私がいつも心に留めている3つのことがある。

これは私がとても感銘を受けたある以下の本からの抜粋だ。
ゾーン「勝つ」相場心理医学入門(マーク・ダグラス著)

 

1. リスクを前もって定義する

そのアクションで起こりうるリスクを事前に列挙しておく。
これにより少しでも予期せぬトラブルを回避しようということだ。

箇条書きでもよいので事前にアウトプットしておき、トレード中にそのトラブルが起こりそうだと判断した場合は損切りをするという具合だ。

 

2. 損切りをする

上記ですでに”損切り”と述べたがこれは非常に重要なことだ。
少しでも感情的になり客観的に思考できなくなった人の多くは損切りができなくなる。

損切りができないということは予期せぬリスクで多くの資金を失うことにつながる。
なので事前に決めたルールに従い適切に損切りすることが求められるのだ。

 

3. システム的に利食いをする

損切りができないことと同じくしてはいけない過ち、それはシステム的に利食いをしないということだ。

システム的というのは機械的にということで、客観的に必要な時に利食いをすることだ。
利食いとは利益を残すことで、これができなければ当然利益を生み出すことができない。

つまり負けるということだ。

 

まとめ

実に当たり前のことかもしれないが、基礎を疎かにするものは上級者にはなれない。
トレードで悩む方は是非この3つを見つめ直してみてほしい。

 

 

POINT

1. リスクを前もって定義する

2. 損切をする

3. システム的に利食いをする