FXと経済指数 発表の前後での動きを考察
ファンダメンタルズ分析の基礎として経済指数をチェックすることの重要性を説明してきました。
前回記事→雇用に関する経済指標を読み解く ファンダメンタルズ分析攻略
重要な指標と発表時期
上記の記事で、まずは米国の雇用統計を確認しようと述べたのだが、こう言った重要な指標は今日、金曜日に発表される。
そして金曜というのは週末でポジション調整のため動きが活発になりやすいという特徴がある。
そしてその値動きの基礎として以下のことを覚えておきたい。
POINT
・買われすぎの場合=売り戻し
・売られすぎの場合=買い戻し
このようにポジションを調整しようという意図が見られる値動きが起こりやすいといわれている。
指標発表前後の注意事項
市場参加者が多いということは値動きが活発になりやすいといえる。その場合FXではスリッページが起こりやすいのだ。そのため、自分が狙った値でエントリーができず、予期せぬ損失をだしてしまうこともある。
なのでスキャルピングなどの短期トレーダーをその辺りを意識しておく必要があるといえる。
市場に現れるトレーダー
FXは誰でも参加できるという側面から、プロトレーダー以外にも、アマチュア、初心者のトレーダーも多い。そしてその中には博打的なトレードを行うプレーヤーもいる。
その為、最初に動いた方向が伸びるだろうと多額の資金をその方向に打ち込むトレーダーも少なくない。そのため、思わぬ伸びが発生することがあるが、これはあくまで博打的な動きなのですぐに修正が入る。
つまり、その方向に後出しでエントリーをかけると、すぐに逆方向に動いて損失を出すことが多々あることを覚えておきたい。
まとめ
指標発表前後では大きく値動きする。
その際、短期的なトレード法ではなく長期的な視点を持ってどのように値動きするだろうかと指標発表前に予想しておくとよい。
指標発表日は大きく稼ぐ人もいれば大きく失う人もいるということを覚えておきたい。
大学卒業後、公務員を数年務める。日々の生活に矛盾や違和感を覚え、大学時代から続けているFX一本で生計をたてることを決意。主にFX・オプション取引を中心に扱う。手法はテクニカル分析で、スキャルピングとデイトレード。をメインとしている。 Twitter:@@Gorilla_FX