FXトレードでは分散投資は役に立たない!?

初心者

FXトレーダーに伝えたい分散投資の話

前回、投資する上で分散投資がいかに重要なのか説明した。
投資をするなら押さえておきたい分散投資の話

しかし、この分散投資はFXで役に立たないと強く言いたい。

 

FXと分散投資の関係

FXとはどんな商品だろう。
FXは各国の通貨を扱い、他国の通貨との為替で利益を得る投資法だ。

そしてその通貨は価値であり信用。
他国の通貨があって初めて価格が決まるもの。

つまり他国の通貨の影響を常に受けているのが通貨だ。
主に取引されるのが円がらみ、もしくはドルやユーロなどの主要通貨であれば以下の影響をうける。

「ドル円とクロス円(ドル以外の通貨ペア)ではほとんどドル円と同じ動きをする」

つまり一方が円高になれば他方も下落して行くということだ。
分散投資している気になっていても、実は分散できていないという構造になってしまう。

 

FXで分散投資したい場合

投資において分散投資は重要なのでFXでもそれがしたい。

その場合はドル円でエントリーする場合、他の通貨ペアは円を含まない組み合わせにする必要がある。

 

FXで分散投資は結局無駄!?

一方が上がれば一方は下がる。それが為替の仕組みだ。
つまり分散投資だと言って、上記のペアに投資したとしても、損失は抑えられるが利益も少なくなってしまう。

例えばFXで両建てをしたことがありますか?
買いと売り両方でエントリー。結果どうなるかというと、利益はほとんど発生しない。

 

株式投資と分散投資

株式投資であれば銘柄と業界を分けることで確かにリスク分散することができる。

それは前回話した分散投資の3つのセグメントで別々のセグメントに位置しているからだ。
詳しくはこちら

 

まとめ

以上のことから、FXをするなら分散投資はあまり効果がないばかりか利益を出せない結果になってしまう可能性がある。

FXで大事なことは、トレードするペアを決め、それに関する情報収取とトレード技術を身につけることだ。

それだけでも十分結果が出せると意識しよう。