実は◯◯な外貨建て資産
こんちは!
今日は外貨貯金についての考えを紹介するよ!
普段FXをやる上でいつも隣り合わせなのが外貨。
円からドルに。
持ち前の資産を外貨に変えるわけだ。
短期トレーダーは決済が早いので論外だが、長期トレーダーは外貨を長くポジショニングするわけだからある種外貨貯金をしているようなものだ。
ま、今回は為替がどうとかというより、純粋に外貨貯金について考えていきたい。
外貨建て資産とは
外貨建て資産、または外貨貯金とは、自前の通貨を外貨に変えて貯蓄する資産運用法だ。
ポイントは為替相場の変動を読むことによって、自分の資産をあらゆる経済的要因から守ることにある。
外貨建て資産のメリットデメリット
まずはそのメリット・デメリットを比較して見ないと話は進まない。
外貨貯金には一体どのような特徴があるのだろうか。
メリットについて
メリット1:高金利通貨に貯金すると利息を受け取れる(スワップポイント)
以前FXにおけるスワップポイントについてどのような利点があるか紹介した。
→スワップポイントとは
外貨に返金しておけば、寝ててもスワップポイントを受け取れるのだから、低金利な銀行に預けておくよりもお得だよねって訳だ。
※例外もあるので、詳しくは上記の「スワップポイントとは」を参照
メリット2:為替相場の変動によって為替差益を得られる
こちらはつまり、FXトレードでの醍醐味な為替による金差を生み、安い時に買い、高い時に売るということで儲かるよという話だ。
上記のスワップポイントと合わせればよりお得だよね!
メリット3:リスク分散できる
個人的にこの考えは重要だと思う。
普通、自国の通貨を貯金していて、場合によって損害を被っているなんて考えないだろう。
念頭におきたこととして
「1万円はいつの時代も1万円ではない」ということだ。
一昔前はデパートにいくと300円でカツ丼が食べれたという。
どう考えても今300円でカツ丼を食べようと思ったらデパートでは無理だw
通貨の価値は常に変動している。
なので資産を各通貨に分散させることで、通貨の急激な値下がりに対応できるという訳だ。
デメリットについて
では逆にデメリットについてはどうだろうか。
デメリット1:為替相場の変動で損害を被りうる
「安いと思って買った通貨が、後日さらに急落してしまった。
慌てて売り戻したがその損害は大きかった」
なんて場面もあるわけで。
為替は常に予測できるわけではなく、ふとした損害が生じる可能性があるのでリスク管理は欠かせないという訳だ。
デメリット2:手数料がかかる
「あるFX会社を利用したら結構な手数料が発生してしまった」
なんてことも。
ちなみに以前紹介したおすすめFX会社は手数料無料なのでお得だよ!
→スプレッドから見たおすすめなFX会社3
まあスプレッドもある意味手数料だから、これの小さい会社を選んでおけば許容できるかな。
デメリット3:円に対して全ての通貨が下落すると分散の意味がなくなる
為替相場は変動相場だ。
1ドル100円で貯金(ドル買い)したとして、換金日に1ドル99円になってしまうとマイナスになってしまう。その上1ドル98円、1ドル97円と円高が進むとどうなるだろう。
せっかくスワップが溜まっても為替差損の方が大きくなってしまって損失を出してしまうことに。
まとめ
つまるところ外貨貯金だけで儲けようというのは少し難しいように思う。
なぜなら上記で挙げたようなデメリットがあるからだ。
なのである程度為替を予測する力と、常に為替への関心と研究が必要になる。
そしてリスク管理が必須になる。
「そんなのめんどくさいよー」
私はこういうタイプだ笑
しかし自分の資産を守りたいと考える派なので何をするか。
バンバンFXトレードですわ!!
大学卒業後、公務員を数年務める。日々の生活に矛盾や違和感を覚え、大学時代から続けているFX一本で生計をたてることを決意。主にFX・オプション取引を中心に扱う。手法はテクニカル分析で、スキャルピングとデイトレード。をメインとしている。 Twitter:@@Gorilla_FX