トレードをしないことの大切さ

呟き

こんにちは。専業FXトレーダーのゴリラです。FXをやっていると、チャートを見ていないと、ポジションを持っていないと、あるいは取引をしていないと心配になることがあるかもしれません。

今日取り上げたいことは、それらとは一切真逆の「トレードをしないことの大切さ」です。

トレードをする危険性

トレードをしていない時。もしくはトレードをしていて負けている時。早く次のポジションを持ちたくなることがあります。

それは早く利益を得たいという、「お金」という考えが先行している証拠です。
FXで勝つには冷静で客観的に相場を分析することが必要となります。そんな時に、「負けているから」と闇雲にポジションをとることは自殺行為です。

焦って次のエントリーに走るのは初心者によくあることです。しかし、このようなことを習慣的に行っている人は、FXで勝つ確率は限りなく低いと考えます。

砂漠で行き先を見失ったようだ

私はいつも、早くポジションを持ちたい気持ちはまるで「砂漠で迷子になっている状況」とイメージします。

きつい日差しが照りつける砂漠は暑く苦しく、早く涼しいところに行って水を飲みたいもの。しかし、途方もない砂漠地帯で、目的地への道を見失い絶体絶命。気づけば食料も飲み物もない。このままでは命に関わる。この状況であなたならどのような振る舞いをしますか?

私は、このような時は無駄に命を削ることをせずその場に待機することが大事だと考えます。

「え、とにかく先に進んで目的地を探した方が良いのでは?」そう思われるかもしれません。
確かに、いち早く目的地を探し歩き、見つかれば「助かった!」となるかもしれません。しかし、もし目的地に辿りつかず、体力を消耗しきり水分も底を尽きてしまったらどうだろうか。

答えはジ・エンドだ。行方のわからない目的地を、広大な砂漠で無知のまま闇雲に探すのはリスクが高すぎる。

命の綱渡りをするくらいなら、その場に待機し、新しい兆しが見えるのを待つ方が良いと思うのです。

勝つための根拠

ここで言いたいことは、行先への道のりがわからないまま、闇雲に突き進むことは命取りだということです。

FXのトレードも一緒で、勝つための根拠がないのであれば「エントリーしない」ということが大事なのです。

それは時に、1日、2日、あるいは3日とポジションを持たないことがあるということだ。私も以前、ポジションを持たずにはいられず、心配や不安の中からなんの根拠も持たずにエントリーしては負けるという軌跡を辿ったことがある。もちろんたまには買ったりもしたが、それはまぐれでありギャンブルでありました。

まとめ

エントリーしないことの勇気を持つこと、それはFXで勝つために必須なスキルだと考えます。「闇雲に突き進む=ギャンブル」であることを自覚してトレードができれば今以上に勝つ確率は高くなるでしょう。

そのためには、

「トレードしない」という選択肢を持つことです。

私自身ももっとこれを意識しなきゃと思っている今日この頃でした。

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