こんにちは。専業FXトレーダーのゴリラです。
来週からGo Toキャンペーンがはじまるとか絶えず報道されていますね。コロナ関連で「うちにはこないで」なんて声が聞こえてますが、こんなにテレビで行っていたら逆に宣伝してるみたいになっちゃってると思うのです。まあ私は毎日FXを家でやってるので関係ないのですが。
今回の内容は、FXをやっている人なら知らない人はいない知識ですので、玄人の方は読み飛ばしてください。
トレードをする前に押さえておこう FXの取引時間
FXは平日24時間いつでも取引できる・・・という知識だけではいけません。
24時間取引ができると言っても、その時間帯ごとに特徴が違う(性格が違う)のです。
そこで今回はFXの取引時間と、各時間帯の特徴について説明していきたいと思います。
なぜ取引時間の特徴を知っておかなくてはいけないのか。
別に自分の好きな時に取引すればよくない?
まあそうなんですが、先ほども挙げた通り、取引の時間帯によって市場の動きが違うのです。
その動きの特徴を知っていることでより優位にトレードを進めたり、逆に自分の苦手な時間帯は避けたり、得意な時間帯で勝負をしたりと戦略が立てやすいのです。
ということは、その特徴を知っている人と、そうでない人では大きく違ってきますよね!
そもそも平日取引できる時間は24時間?
基本は24時間取引可能なのがFXですが、土日は取引できません。では月曜の0時から取引できるというわけでもありません。
利用しているFX会社によって違うのですが、私の利用しているヒロセ通商では次のようになっています。
米国標準時間採用時 月曜日午前7時~土曜日午前6時
米国夏時間採用時 月曜日午前6時~土曜日午前5時
※米国夏時間採用時:3月第2日曜日〜11月第1日曜日
24時間取引できますが、入りと出が違うので注意ですね。
FXの時間帯ごとの特徴
それでは本題です。
FXは主に4種類の時間帯に分かれています。
- オセアニア時間:6時〜8時
- 東京時間:8時〜15時
- 欧州時間:15時〜21時
- ニューヨーク時間:21時〜6時
その中でも重要なのが以下の3種類の時間です。
- 東京時間:8時〜15時
- 欧州時間:15時〜21時
- ニューヨーク時間:21時〜6時
基本はこの3種類の時間帯の特徴を押さえて、どこでトレードするのが良いかを判断します。
その判断材料を以下で説明します。
東京時間:8時〜15時
この時間帯は、東京といっても、アジア圏の人が多く参加している時間帯です。
比較的に緩やかな値動きであるのが特徴だが、以下の場合は気をつけましょう。
ゴトウ日
5と0のつく日をゴトウ日と言いますが、これは日本企業の決済日であることが多く、海外への支払いに必要なドルが多く買われる傾向にあります。
特に9:55まではドル円の値動きが大きくなり以降は緩やかになります。
後は大型連休なども、海外旅行勢がドルを買うのでドル買いを意識しましょう。
欧州時間:15時〜21時
この時間帯は欧州市場が参戦してきて、取引がさらに活発になります。特に欧州市場で最も重要なロンドン市場が開く17時からは一気に活発になります。
欧州ですから主にユーロやポンドが大きく動きます。
しかし、19時付近になるとお昼休憩をはさむので、値動きは落ち着いてくるのが特徴です。
ニューヨーク時間:21時〜6時
この時間帯はニューヨーク市場が参戦してくるので非常に大きく動く時間帯となります。特にロンドン市場と重なる21:00~14:00の間は注意が必要です。
まとめ
自分のライフスタイルと、トレードスタイルに合わせて取引時間を決めると良いでしょう。
値動きの最も活発になるのは欧州市場とニューヨーク市場が重なる21:00~14:00間で短期的に大きく狙う。または日本時間でゆっくりトレードする。もしくはその中間点の欧州時間を狙う。
それぞれ体験してみて、自分にあった取引時間帯を把握しましょう!
大学卒業後、公務員を数年務める。日々の生活に矛盾や違和感を覚え、大学時代から続けているFX一本で生計をたてることを決意。主にFX・オプション取引を中心に扱う。手法はテクニカル分析で、スキャルピングとデイトレード。をメインとしている。 Twitter:@@Gorilla_FX